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日本の住まいを考える

  • 2019/06/21 15:27
  • カテゴリー:住宅

日本の住まいを考える

コミュニティを育むしかけづくり
〝シェアする街〞ヒルサイドテラス若葉台が誕生

アキュラホーム

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コモンスペース。
イベントやグランピングも可能で、テントなど器具は無料で貸出。

 

 東京都稲城市に、51戸を擁する大規模戸建て分譲住宅「ヒルサイドテラス若葉台」がオープンする。平均敷地面積は200平方㍍超、都心へのアクセスもよく、自然豊か。理想的な住環境にはさらに、住人がさまざまなものを〝シェア〞することで、新たな暮らしの価値を創造するしかけが施されていた。

 

理想的な住環境と設備

 1960年代後半より開発が進む多摩ニュータウンの、もっとも新しい開発エリアである若葉台に、「ヒルサイドテラス若葉台」が誕生した。アキュラホームが手掛けたこの大規模戸建て分譲住宅は新宿駅まで26分、東京駅まで39分と都心へ好アクセスながら、緑あふれる大型公園が近接し、小中学校もほど近く、子育てに最適。最寄りとなる若葉台駅前エリアには、商業施設や公共施設が充実している。さらに無電柱化を実現し、景観への配慮も万全だ。

 肝心の住宅は、もちろん「長期優良住宅」。この地の気候や風土に配慮し、採光・通風に優れた設計の上、設備も最新型。全棟に搭載した太陽光発電により売電収入を得て、街の維持管理費用として運用する。注文住宅を中心に、品質・性能・デザインのクオリティを追求してきたアキュラホームのノウハウが詰まった住宅となっている。

 

 

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(左)隣と距離が近く、コミュニティが生まれやすいベランダ。(右)外から直接出入りできる、縁側機能を持ったマルチパーパスルーム。

 

中間領域で生まれるコミュニティ

「向こう三軒両隣」は昔の話となり、近所付き合いが希薄な現代では、少子・高齢化や安全面の問題などで、タウンコミュニティ強化の重要性が増している。

 ヒルサイドテラス若葉台では、そんなコミュニティが自然と育まれるしかけとして、コモンスペースを設けた。

 コモンスペースとは、住宅地などで、複数の住戸が共用できる道路や庭などの空間のこと。このスペースを囲うように各住戸を配置し、住民同士の交流が生まれやすい環境を創り出した。あえて〝つくり込まない〞ことで、将来の可能性や多様性に対応できるよう意識している。

 さらに街区の中心にはセンターハウスが配置され、管理組合のミーティングや家族同士の交流の場、子どもたちの遊び場、いざというときの防災拠点などに活用できる。シェアするのは土地や建物だけではない。全棟に搭載した太陽光発電によるエネルギー、防災時の水(上水、雨水)、宅配ロッカー、さらに本や工具などの備品にまでわたる。この新しい街には、家族や住人同士のコミュニケーションを創造するしかけが、いたるところに細やかに施されているのだ。

 

〝経年増価〞する街づくりを目指す

 6月に行われたヒルサイドテラス若葉台の発表会で、アキュラホームの宮沢俊哉社長はこう語った。

「テーマは〝住み心地と将来価値を上げていける住宅〞。直線ではない緩やかなカーブのある区内道、住民が使用可能なセンターハウス、コモンスペースなど、街をシェアする住居を実現し、価値ある街づくり、世界に誇れる街づくりを目指すと共に、これからも資産価値が上がる、つまり〝経年増価〞する街づくりをしていきたい」

 創業以来、注文住宅を主体に理想の住まいを追求し続けてきた同社だが、今回、街並みを意識した住宅づくりに取り組んだという。

 アキュラホームでは今後も、空き家が多い地域を、価値ある分譲住宅開発によって活性化させ、〝建売〞ではなく〝街づくり〞を意識した事業を展開していく。

 

 

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ヒルサイドテラス若葉台
モデルルーム見学・資料請求は公式ホームページより
http://www.aqura.co.jp/wakabadai/

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